要旨
1981年に資生堂は初めて中国人の目線に入った。日本の一流化粧品ブランドである資生堂は勇気を出し、改革開放を実施したばかりの中国で冒険の旅を踏み込んだ。変化に富んだ中国の背景の下で、資生堂は自信満々に中国市場の需要を見据え、柔軟に中国市場に適した方針を打ち出し、完璧に中国女性のニーズに合わせている。中国でおよそ30年間の成功を獲得した。そう言えども、近来以来、複雑な中国市場に資生堂はいつも挫けた。100年間の歴史を誇った老舗はどういうふうに中国市場を救うか。資生堂の未来は明るいか、または、黒いか。本論文は、まず資生堂の中国での成長過程を紹介し、一歩一歩に中国の消費者の中で人気を集めた原因を説明する｡次に、資生堂は大成功の後、近年来、韓流化粧品にあふれた中国市場で出てきた問題と挑戦を述べ、管理者たちの新策を明らかにし、そして、今まで資生堂の中国輸出段階の分析を通じ、
中国の化粧品ブランドに習った経験を提出し、最後に資生堂の未来を簡単に予測する。
キーワード：資生堂;中国市場;大成功;化粧品企業;挑戦
目次
謝辞
要旨
摘要
1 はじめに -1
1.1研究の動機と目的-1
1.2先行研究のまとめと新発見-1
2資生堂の大成功-3
2.1資生堂の発展過程-3
2.2資生堂の大成功の理由-3
2.2.1ローカル化戦略-4
2.2.2目標:1％の中国市場-5
2.2.3｢三つ高｣原則の堅持-6
2.2.4中国専門品--中国二三等都市を征服した武器-6
2.2.5文化伝承と社会責任感--中国市場の推進剤-7
3 近年来資生堂に出会った挫折-9
3.1資生堂に面した危機-9
3.2資生堂に面した危機の原因-9
3.3資生堂の回復新策の試み-10
3.4資生堂から習った経験-11
4 おわりに -13
5 参考文献 -14
