要旨：日本漫画は、その発展に伴い、各国にさまざまな影響を与えている。この中には良い影響も良くない影響も存在する。かつて、日本の漫画家は中国の優れた文学作品（西遊記、三国志等）を借りて漫画にしていた。中国の伝統的な優れた文物の宣伝が滞っている反面、日本漫画、日本ポップカルチャーは大活躍である。
本論文は漫画を中心とする日本人の内面性を研究対象として、漫画の発展史や、漫画がもたらした主要な文化および漫画の内容の設定などから日本の漫画文化の裏面に隠されている日本人の不安、不満の心理状態を探るものである。
本論文において、日本漫画の黄金時代から今に至るまで、特に人気のある漫画作品の分析を通して、現代日本人の心理状態、思考、それらを引き起こした主な文化「オタク、コスプレ」について研究したいと思う。これは日本人との付き合いや、中・日両国間の相互理解促進にとっても意義があることと思われる。
キーワード：漫画；オタク；コスプレ；日本社会
摘要：日本漫画的发展给各国都带来了许多影响，这其中有好的影响也有坏的影响。日本漫画家借鉴了中国的优秀文学作品（西游记，三国演义）。中国传统的优秀文化得不到宣传，而日本漫画和日本的流行文化却大受欢迎。
本论文以漫画为中心将日本人的内在心理作为研究对象，从漫画的发展史、由漫画引起的主要文化以及漫画的内容设定来探究隐藏在漫画文化下的日本人的不安和不满的心理状态。
本论文通过从日本漫画的黄金时代到如今的人气漫画来研究日本人的心理状态和他们的所思所想，以及由此引起的御宅族和Cosplay等文化。这对于与日本人交往，或者促进中日两国间的相互了解有一定的意义。
关键词：漫画；御宅族；角色扮演；日本社会
